合格のためにはどちらも重要、バランスの良い学習を心がけること

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ところで、社会保険労務士、もしくは中小企業診断士のような難関国家資格の学習法において、皆さんは“暗記”と“理解”のどちらを重視すべきだとお考えでしょうか?

一般的によく耳にするのは、「暗記主義」の方だと思います。資格対策である以上、一つひとつの事項を学問的に深く理解しようとするのはあまり効率的ではないと言えます。
むしろ、要点をピンポイントで覚えていく方が点に結びつきやすい、そんな印象があるのではないでしょうか。しかしながら、暗記か理解かのいずれかを選択する学習法は、効果的とは言えないのも事実。社会保険労務士と中小企業診断士、いずれの試験範囲において、じっくり理解すべきポイントもありますし、割り切って暗記にとどめる事柄もあります。
つまり、「暗記と理解、どちらも大切」。双方のバランス感覚が重要になってくると言えるのです。

具体的には、単純に覚えなければならないキーワードや数字等は、どんなに理解を深めようとしてもなかなか上手くいくものではありません。
もちろん、重要語句の一つひとつに意味があるでしょうし、登場する数字にも背景があるのでしょう。
ですが、資格対策の学習法として、そこを追求することは効率が良いとは言えないと思います。よって、「深い意味を考えずにただ覚える」という作業が必要になる消ケースは多々あります。
一方で、例えば社会保険労務士試験の範囲である社会保険の制度についてなどは、その変遷や現行の制度が成立した背景にも注目しておく必要があります。
複雑な制度ほど、どうしてそのように決定するに至ったのか、制度にどんな意味があるのかなどをしっかり理解しておかなければ、試験問題に対応することは難しいと思います。

このように、それぞれの事柄について、“暗記”と“理解”の両方を上手く使い分けることが、難関資格の学習法としては大切であると言えます。
試験対策上、そのさじ加減をどのように考えていくべきなのか、次ページでは理想的な学習スタイルについて触れていこうと思います。

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