比較⑤:学習スケジュール

<8>

学習内容について比較したページで、合格するために必要な総学習時間は、社会保険労務士試験は800~1000時間、中小企業診断士試験は約1000時間と紹介しました。
平日に2時間、休日に5時間で週20時間の学習時間を確保したとして、1000時間の学習を消化するためには50週間、すなわち1年間の受験勉強期間が必要となります。

さて通常、資格試験に挑戦する際、短期学習による一発合格が理想とされます。社会保険労務士試験や中小企業診断士試験であれば、必要な総学習時間から逆算すると、試験の1年前から学習を開始し、当該年度内に合格するというのが、ひとつ理想の形になります。

ただし中小企業診断士試験に限っては、年度をまたいで複数年かけて合格を目指すのも有効だと言われています。というのも、中小企業診断士試験では科目合格制が導入されているからです。中小企業診断士試験の科目合格の有効期間は3年間。試験は年1回実施されているので、計3回に分けて各科目を合格していくという戦法もアリです。
もちろん、1回の試験ですべて合格できるのに越したことはありませんが、たとえ取りこぼしたとしても、あと2回も挽回のチャンスがあると思えば、だいぶ気が楽になるのではないでしょうか。

一方で、社会保険労務士試験に関しては、何が何でも1年での合格を目指すべきです。
その理由はふたつあって、ひとつは、社会保険労務士試験には科目合格制がないため。つまり2年かけようが3年かけようが、結局は1回の試験ですべての科目において合格基準を満たさない限り、試験に合格することはできません。

そしてもうひとつの理由は、社会保険労務士試験が法律系の試験であるため。法律には改正が付きものです。たとえば受験勉強1年目で「白」と学んだ内容が、2年目には「黒」に変わるかもしれません。また、社会保険関係の科目では保険給付に関する数字も年度ごとに頻繁に変更になります。すると、なまじ1年目で覚えた数字が頭の中にあるだけに、かえって記憶が混乱する原因にもなりかねません。
だから社会保険労務士試験については、1回の試験で合格し切ることが肝心なのです。

>>時間がなくても難関資格が取れる勉強法なら<<

Copyright(c) 2013 社会保険労務士VS中小企業診断士 難易度が高い資格はどっち?. All Rights Reserved.